ソニーのミラーレス一眼カメラ「α6600」(ILCE-6600)を中古で購入しました。
これまでのカメラ
これまでは同じくソニーの「NEX-3」を使っていました。メーカー初のミラーレス一眼カメラで、2010年6月に発売されたものです。これまでこのブログに掲載してきた写真もこのカメラで撮影しました。
もう12年モノとなりますが、とくに写真が趣味というわけではなかったので、旅行などのイベントだけが主な活躍の場でした。そのため、しまい込んでいる時間が長く、年数のわりには使用回数は少ないです。
ただ、最近ではブログ用の写真を撮るなど、使用頻度が上がってきていました。しかし、1年前くらいから不調が現れはじめ、レンズを認識しないなどということが増えてきました。写真が楽しくなってきたこともあり、いっそ新しいカメラに買い替えようと思い立ち、今回の購入に至ったわけです。
α6600 を選んだわけ
買い替え先を探すにあたり、まず、メーカーはソニーに絞りました。これまで NEX-3 を使っていて慣れ親しんでいたことと、所持しているEマウントレンズがそのまま利用できることが理由です。
どうせ買うならとフルサイズセンサーも視野に入れましたが、持ち運びのしやすい APS-C にしました。現行品では α6600 と α6400、 ZV-E10 が候補となりますが、性能の差から α6600 に決めました。
購入にあたり懸念となったのが発売日です。 α6600 の発売は2019年11月で、すでに3年強が経過しています。前身の α6500 は2016年12月の発売で、3年ほどでモデルチェンジが行われています。他モデルも1~3年程度のライフサイクルです。そろそろ後継機が発売されてもおかしくありませんから、購入に踏み切るか、新機種の発売まで待つか悩みました。
でもやっぱり、結局は物欲が勝ちました。
中古品を選んだわけ
物欲が勝ったものの、新品を買うには時期が悪いと思い、中古品を探すことにしました。中古品であれば、後継機が発売されたタイミングで売却したとしても、大きなマイナスにはならないだろうという算段です。
購入には「マップカメラ」 (https://www.mapcamera.com/) のオンラインショップを利用しました。マップカメラでは中古品のコンディションによって、「新同品」、「美品」、「良品」、「並品」、「難有品・ジャンク品」と区分されています。販売されていた商品の相場としては、美品が13.3万円、良品が12.2万円、並品が11.8万円ほどでした。筆者は高価な電子機器を中古で購入するのが初めてだったので、安心のために美品を選びました。
さらに念のため、「安心サービス」というものにも加入し、総額で13.7万円ほどの購入金額となりました。
届いたもの
商品は注文の翌日に発送され、翌々日に着荷しました。
丁寧な梱包を開けると、製品自体の元箱が現れます。中古品によっては箱が付属しないということもあるそうですが、筆者の購入品には含まれていました。しかし、これがとてもくたびれています。本当に美品なのかと不安になりながら箱を開くと……
外観
とてもキレイなボディが入っていました!
新品と言われてもわからないくらいです。ちょっとした傷すら見当たらず、前の持ち主はかなり丁寧に使用されていたようです。
シャッター数
新品同然の外観から、全然使われていないのではと思い、シャッター数を調べてみました。撮影した写真をアップロードすることで累計シャッター数を確認できる「SONY Alpha shutter counter」(https://shuttertool.com/) というサイトがあります。
このサイトで確認してみると、累計シャッター数は1,156回だと表示されました。とても少ない数字です。しかも、シャッター数の確認よりも前に、使用感を確かめるために数十回撮影していました。それを加味すると、1,100枚程度しか撮影されていないことになります。
ただし、このサイトはあくまで機械的なシャッター回数を調べるもので、この回数は電子シャッターによる撮影では加算されないそうです。とはいえ、前述の通りボディが新品同然であることから、電子シャッターでばかり使用されていたとは考えにくいです。
ほとんど使用されなかった新品同然の個体だと思われます。
付属品
カメラボディのほか、付属品は次のものが含まれていました。
- 元箱
- リチャージャブルバッテリーパック NP-FZ100
- マイクロUSBケーブル
- ACアダプター
- アイピースカップ(ボディに装着済)
- ボディキャップ(ボディに装着済)
- シューキャップ(ボディに装着済)
付属品を確認していて気づきましたが、マップカメラの商品ページにはアイピースカップ、ボディキャップ、シューキャップの付属有無が明記されていませんでした。掲載されている写真のなかで、アイピースカップはボディに装着されていましたが、ボディキャップとシューキャップは写っていませんでした。含まれていて当たり前なのかもしれませんが、とりあえず不足していなくてよかったです。
ソニーの製品ページから本来の付属品を調べると、次のものが不足していました。
- ショルダーストラップ
- スタートガイド
- 保証書
ショルダーストラップは自分で好きなものを買えばいいですし、スタートガイドはサポートページからダウンロードできます。保証書は中古品には関係ないですね。
よい買い物だった
筆者にとって初めての中古カメラ購入でしたが、とてもよい買い物だったと思います。今回は美品を購入しましたが、良品・並品を狙ってより安価に手に入れるのもよさそうです。
後継機が出るまでのつなぎとなるのか、それともこの先10年使い続けるのかわかりませんが、ガンガン使っていこうと思います。これを持って旅行にも行きたいですね。
そういえば、本体がすごくきれいなのに、元箱がくたびれていて不思議でしたよね。もしかしたら、使い終わるたびに箱に戻して保管していたのではないかと思いました。それで開け閉めを繰り返すうちにくたびれてしまったのかもしれません。